
マイルを貯めて旅行がしたい!と思っても、いざ何から始めていいのかわからない…
そんなマイル初心者の方に向けて、マイルの貯め方やマイル会員の登録手順、航空会社(ANAやJAL)の選び方を順番に説明します!
また、あなたがこのサイトを見て実際にマイルを貯めることで、年間10万マイルという目標を達成することが可能となります。
ぜひ、参考にしてくださいね。
マイル初心者が最初に始める4つのステップ
まずはマイルを貯めるにあたって最初にすべき4つのステップを順番にご説明します。
【ステップ1】初めて貯めるならANAマイルかJALマイルどちらを選ぶ?
まず最初に決めなければいけないことは、どの航空会社にするかということです。
効率よくマイルに貯めるためにも、国内航空会社大手2社である「ANAマイレージクラブ」か「JALマイレージバンク」のどちらかに絞り、優先的にマイルを貯めることが重要です。
それでは、ANAマイルとJALマイルの基本情報やメリットについてお話します。
ANAマイルのメリット、ANAがオススメの方

ANAマイルのメリットは、ずばり「マイルが貯めやすい」ことです。
ANAの基本情報は以下の通り。
加盟航空連合 | スターアライアンス |
提携航空会社数 | 26社 |
マイルの有効期限 | ポイントの有効期限+マイルの有効期限(3年) |
入会・継続ボーナス | 保有のみで毎年もらえる 一般:1,000マイル ゴールド以上:継続するだけで2,000~ |
フライトマイル | 区間基本マイル×各予約クラスの積算率 +ボーナスマイル(一般:10%、ゴールド:25%、プレミアム:50%) |
ポイントサイト→ANAマイルの交換レート | TOKYUルートで還元率75% |
マイルアップ加盟店 | ENEOS、セブンイレブン、楽天市場など |
ポイント還元率 | 一般:0.5%~1.39% ゴールド:1~2% プレミアム:1.3~2.5% |
マイル交換商品 | 特典航空券、ANA SKYコイン、楽天スーパーポイント、Tポイント、nanacoポイント、東急ホテルズ宿泊クーポンなど |
ANAは大手航空連合である「スターアライアンス」に加盟しており、提携航空会社数がJALよりも多いため、行き先も豊富。
また、日頃のショッピングだけでなく、ポイントサイトで貯めたポイントを高還元でマイルに交換することができ、ポイントの有効期限はポイントの有効期限にマイルに交換した後の有効期限(3年)がプラスされるため、おのずと直接マイルに貯まるJALより長くなります。
また、搭乗が必須となるJALの継続ボーナスと違い、ANAは保有しているだけでボーナスマイルがもらえるのも嬉しい点ですね。
上記の点からANAをオススメする方は…
- マイルは貯めやすいほうがいい!
- 楽天市場や楽天トラベルを使う頻度が多い
- コンビニはセブンイレブンをよく利用する
- ポイントサイトでポイ活している
- 飛行機に搭乗しずにマイルを貯めたい
- 海外のいろんな場所に行きたい
JALマイルのメリット、JALがオススメの方

JALマイルのメリットは、その「使いやすさ」。
まずは基本情報をご覧ください。
加盟航空連合 | ワンワールド |
提携航空会社数 | 14社 |
マイルの有効期限 | マイルの有効期限(3年) |
入会・継続ボーナス | 搭乗することが条件 一般:1,000マイル ゴールド以上:継続するだけで2,000~ |
フライトマイル | 区間基本マイル×各予約クラスの積算率 +ボーナスマイル(一般:10%、ゴールド:25%) |
ポイントサイト→JALマイルの交換レート | 50% |
マイルパートナー加盟店 | ファミリーマート、イオン、Kaligo.comなど |
ポイント還元率 | 一般:0.5% ゴールド・プラチナ:1% |
マイル交換商品 | 特典航空券、WAONポイント、Amazon、イオンシネマ、三越伊勢丹など |
JALはワンワールドという航空連合に加盟しており、提携航空会社数は14社。
おのずとANAと比べて特典航空券で行ける海外旅行先は少なくなります。
ただ、ANAはGWなどの繁忙期などが一部対象外なのに対して、JALは全てが対象です。
それに加え、ANAはマイラーに人気というだけあって、特典航空券の競争率がとても高いです。
一方、JALは比較的空きが多いため、特典航空券に交換しやすいという点がJALの最大のメリットでしょう。
マイルの貯めやすさという点でいうと、JALはANAに劣っています。
それは継続ボーナスが搭乗することが条件であったり、ポイントサイトからの交換レートが50%とあまりよくないからです。
JALをオススメする人は…
- マイルは使いやすさ重視
- Amazonを使うことが多い
- ハワイホノルル便の特典航空券狙い
- JALカードツアープレミアムのオプション(2,000円+税)を付けることで、ツアーや割引された運賃でも100%のマイルが貯まる
- イオンやファミリーマートをよく利用するならJALオートチャージでJALマイルが貯めやすい
本サイトオススメは?
本サイトでは、圧倒的にANAマイルをオススメします。
やはり貯めるマイルがなければ使うマイルもありませんから、搭乗せずともポイ活でどんどんマイルが貯めれるというメリットは、マイラーにとって非常な重要なポイントです。
ただ、どのポイントサイトが一番ポイントを貯めやすいかを見定めるのがとても重要です。
オススメのポイントサイトはまた後程ご紹介します!
【ステップ2】日常の生活の中で、マイルを貯めるためのクレジットカードを作る
マイルを貯める方法の1つに、クレジットカード決済で貯める方法があります。
クレジットカードによって特典や年会費など多くの違いがあるため、どのクレジットカードが自分に合うのかを見極めて発行する必要があります。
ここでは、私がANAマイル・JALマイルを貯めるのにオススメなクレジットカードをそれぞれご紹介します。
ANAマイルを貯めたい人向け

ANAマイルを貯めたい人には「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」+「アメックスゴールド」「ANAアメックスゴールド」「SPGアメックス」をオススメします。
まず、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードはポイントサイトで貯めたポイントを高還元で交換できるTOKYUルートでの交換に必要なカードのため、陸マイラーには必須カード。

ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードの基本情報は以下の通り。
発行会社 | 三井住友カード |
提携会社 | 東急電鉄、ANA |
国際ブランド | MasterCard |
年会費 | 初年度無料 2年目から2,000円(税抜) |
年会費割引サービス | ・「WEB明細サービス」適用で1,500円(税抜) ・「マイ・ペイすリポ」適用で751円(税別) |
家族会員 年会費 | 初年度無料 2年目から1,000円(税抜) |
家族会員 年会費割引サービス | ・「マイ・ペイすリポ」適用で475円(税別) |
申込資格 |
満18歳以上(高校生を除く) ※未成年の場合は親権者の同意が必要 |
カード利用でのポイント制度 | ワールドプレゼント 1,000円=1ポイント |
ポイントの有効期限 | 2年 |
最大マイル還元率 | 1.3~1.35% |
ボーナスマイル | 入会時・継続時に1,000マイル |
フライトボーナスマイル | 10%UP |
そして、マイルを貯めるように持っておきたいクレジットカード「アメックスゴールド」「ANAアメックスゴールド」「SPGアメックス」の基本情報は以下の通り。

この3つのカードのメリットを比較した結果は以下の通り。

基本情報を見てわかる通り、それぞれのカードでつく特典が全然違います。
中でもSPGアメックスのポイント還元率はとても高いため、とにかくマイルを貯めたい!という方にはオススメ。
ご自分の好みや目的にあったカードを選択することをオススメします。
JALマイルを貯めたい人向け
JALマイルを貯めるには、JALカードが一番いいんじゃない?と考える人も多いと思います。
JALを利用するだけに着目すると確かにJALカードは便利な特典が多いですが、「マイルを貯める」ということを目的にするのであれば、圧倒的に「SPGアメックス」の方が効率よくマイルを貯めることが可能。

なんとSPGアメックスはANAマイルを貯めるだけでなく、JALマイルを貯めるのにもオススメなクレジットカード。
基本情報は先ほどANAマイルを貯めるのにオススメなクレジットカードでお伝えしましたが、年会費をJALカードと比較すると以下の通りです。
カード名 | 年会費 |
SPGアメックス | 31,000円+税 |
JALカード 一般 | 2,000円+税 |
JALカード プラチナ | 31,000円+税 |
SPGアメックスの年会費はJALカードのプラチナと同額でかなり高い年会費ですが、その分カード特典やメリットなどが非常に充実しています。
また、SPGアメックスは2年目以降に継続ボーナスとして無料宿泊券を1泊分がもらえます。
泊まるホテルによっては年会費分の元がとれてしまうという素晴らしい特典です。
これらを考慮すると、SPGアメックスを持っておくほうがマイルを貯めるには効率的でしょう。
【ステップ3】ポイントサイトを選ぶ
ポイントサイトでポイントを貯めるポイ活は、陸マイラーがマイルを効率よく貯めるのに最も重要であると言えます。
ポイントサイトでポイントを稼ぐ方法を理解することで、1年間に10万マイルを稼ぐことが可能。
また、基本的に新規会員登録は無料なので、登録しておいて損はないでしょう。
ポイントサイトの仕組み

ポイントサイトをまだ利用したことのない人もいるかと思いますので簡単に説明すると、ポイントサイトとは、①企業(広告主)、②ポイントサイト、③ユーザーの3者間で関係が成り立っています。
テレビ番組のスポンサーと一緒の仕組みで、企業がスポンサーとしてポイントサイトの広告掲載を依頼し、ユーザーが広告案件をこなす(クリックや登録)ことで、企業は利益を得て広告費をポイントサイトに支払います。
その広告費を得たポイントサイトが私たちユーザーにポイントして報酬を還元してくれる仕組みになっています。
ANAマイルを貯めたい人向け
ANAマイルを貯めたい人は「ハピタス」「ちょびリッチ」「Gポイント」への登録がオススメです。

ハピタスは、還元率の高さに定評があり、陸マイラーに人気なポイントサイトで、ポイントの貯めやすさには定評があります。
ちょびリッチは、楽天やyahoo!ショッピングなどでのショッピングでポイントを貯めれることや、案件数が多いなどのメリットがあるポイントサイトです。
Gポイントは、ポイントをANAマイルに交換するときに、ポイントサイトの中継サイトとしての役割をしてくれるポイントサイトです。
個人的なオススメは、還元率のよいハピタスですね。
ハピタスの還元率は業界最高水準と言われていますし、ポイント1ポイント=1円とシンプルで分かりやすいため、始めてポイ活をする人も安心して利用することができるでしょう。
JALマイルを貯めたい人向け
JALマイルを貯めるには「モッピー」への登録がオススメです。

モッピーは定期的にJALマイルへの交換キャンペーンを行っており、ポイントサイトからJALマイルへの交換が80%~90%という驚きの還元率で交換することが可能となります。

かなりお得なキャンペーンなので登録しておいて損はないポイントサイトと言えます。
JALマイルを貯めている方は特に登録しておくことをオススメします。
【ステップ4】マイル会員になるためにアカウントを作る
ポイントサイトやクレジットカードでポイ活をしても、肝心の航空会社のアカウントを持っていなければマイルを貯めることはできません。
ANAマイルやJALマイル用のアカウントを作成して初めて、貯めたマイルを特典航空券に使えます。
ANAマイレージクラブ会員になるには
ANAマイレージクラブは、貯めたANAマイルを特典航空券や様々なサービスに交換することができる、入会金や年会費無料のマイレージプログラムのことです。
貯めたANAマイルを使って国内線の特典航空券に交換するには最低でも5,000マイルが必要です。
一方、国際線は最低でも12,000マイルが必要。
これらは、シーズンや座席のクラスでも変動するため、事前に行く場所や各座席クラスのマイル数を調べておく必要があります。
ANAマイレージクラブへの入会はANA公式ページから登録できます。

利用規約に同意にチェックをし、送付物のお届け先と住まいの選択をして次へ

お客様個人情報を入力し、すべて入力し終わったら次のページへ行き、入力内容を確認して登録完了です。
ANAマイレージプログラムのメリット・デメリットは以下の通り。

デメリット部分はクレジットカードの選択や有料のサービスを追加することによって回避することができます。
JALマイレージバンク会員になるには
JALには、「JALマイレージバンク」というマイレージプログラムがあり、JALマイルを貯めるにはJALマイレージバンクへの入会が必須です。

登録方法はANAとほぼ内容は変わらず、自分の決めたクレジットカードを選び作成をすると、「お得意様番号」と「6桁のパスワード」が発行されます。
JALマイレージバンクのメリット、デメリットは以下の通り。

デメリットのある有効期限は、SPGアメックスでJALマイルを貯めれば、カードに貯まったポイントをマイルに交換しない限り無期限で貯め続けることが可能です。
マイル初心者が年間10万マイルを貯めるには?

マイルをたくさん貯めて旅行に行きたい!
そう思っていても、マイル初心者が1年間で10万マイルを貯めることは難易度が高いんじゃないかと感じる人も多いのではないでしょうか。
私も最初はそう思っていました。
しかし、クレジットカードとポイントサイトを意識的に利用することで、誰でも10万マイルを貯めることが可能です。
ここでは陸マイラーのマイルの貯め方のコツ、シミュレーションをご紹介します。
年間シミュレーション
クレジットカードの活用
陸マイラーとしての基本の1つは、クレジットカード決済でマイルを貯めることです。これはクレジットカードを所有している多くの人が活用している方法です。
お買い物や公共料金の支払いをクレジットカード決済にすることで誰でもポイントを貯めることができます。
活用するクレジットカードにもよりますが、マイルはクレジットカード決済額の1%~1.7%くらいのペースで貯まります。
月10万円をクレジットカード決済して、年間120万円=1万マイル~2万マイルを貯めることができます。
しかし、目標の10万マイルまでは程遠い…。
そこで、新たなマイルの貯め方としてマイラーの中で注目されているのがポイントサイトです。
ポイントサイトの活用
先ほど説明した通り、ポイントサイトを利用してポイ活することは、年間10万マイルを貯める鍵となります。
まず1つの活用方法として、ポイントサイト経由でショッピングを必ず行うようにすることが大切です。
そうすることで、ポイントサイトのポイント+クレジットカードのポイント+ショッピングサイトのポイントの3重取りが可能になります。
あとは、積極的にクレジットカードなどの高還元な広告案件をこなすことが重要です。
ハピタスにて楽天カードを発行すると、今なら4,000のハピタスポイントが獲得できます。
さらに、楽天カード側の入会キャンペーンも適用されるため5,000ポイントの楽天ポイントが同時に獲得できることになります。

他にもU-NEXTなどの動画サイトの無料トライアルに登録するだけで700ポイントが獲得できるなど、無料の高額案件も多数あるため、月1万ポイントなんてすぐ貯めってしまいます。
ポイントサイトで貯めたポイントは、TOKYUルートを使うことで75%の高還元でANAマイルに交換することが可能です。

つまり、月1万ポイントはマイルに換算すると7,500マイルとなります。
月7,500マイル×12カ月=9万マイル分をポイントサイトだけで貯めることが可能。
そして、先ほどのクレジットカードを活用したマイル数と合わせれば年間10万マイルを達成することができるのです。
【まとめ】マイル初心者は、ANAマイルかJALマイルどちらがオススメ?
マイル初心者が1年間で10万マイルを貯めるために、まず最初にすべきことは、ANAかJALかどちらかに絞ってマイルを貯めることです。
両方を貯めようとするのは効率もよくないですし、初心者には難易度が高いと思います。
貯めやすさで言うならば、間違いなくANAマイルがオススメ。
貯まるマイルがあってこそ使うことができますから!
JALにも特典航空券がとりやすいというメリットもあります。
飛行機はJALにしか乗らないなどこだわりのある方は、JALマイルも貯まりやすいでしょう。
また、今回はSPGアメックスの万能さも伝わったかと思います。
マリオット系列のホテルに無料で泊まれることで年会費分の元がとれるから、という理由で入会している方も多いです。
飛行機にはあまり乗らないけどマイルを貯めたいという方は、ぜひポイントサイトでポイ活をしてみましょう!
ご自分に合ったマイルの貯め方を見つけてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございます。